出典:YouTube
パートナーエージェントとは2004年に設立された結婚相談所です。
専任コンシェルジュによる会員への婚活活動のサポートがある、婚活初心者には心強いシステムであり成婚率1位と言われています。
ひとりでの行動は心細い方でも安心して利用できる結婚相談所ですが、実際にはどのようなサービスを提供してもらえるのか、成婚率No.1の真相を口コミをもとに検証してみました。
これからパートナーエージェントを利用しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
■ 結婚相談所パートナーエージェントとは?
3月8日(木)明治記念館にて「オリコン顧客満足度アワード授賞式」が行われました。
弊社は≪結婚相談所≫において第1位を獲得いたしました。#パートナーエージェント#結婚相談所#婚活#オリコン#顧客満足度ランキング pic.twitter.com/B9LbVsFPAa— パートナーエージェント (@partner_agent) 2018年3月15日
引用:Twitter
入会から一年以内の結婚を目指すというコンセプトで、専任のコンシェルジュがスタートからゴールの成婚まで伴走してくれることが特徴の結婚相談所です。
2018年3月に開催された「オリコン顧客満足度アワード授賞式」では【結婚相談所】において1位を獲得するなど、顧客満足度に優れた企業として表彰されています。
成婚率No.1と定評があるだけにパートナーエージェントを利用し、そのサービスに満足している会員が実際に多いということがわかります。
・会員の1年以内の成婚率が33.9%
会員の満足度が高い結婚相談所ということですが、公式に公表されている入会後1年以内の成婚率は33.9%。
その数が少ないと感じた方もいるかもしれません。
実際に33.9%は大きな数ではありませんが、会員数を公開している他の結婚相談所と1年間の成婚率を比較をしてみました。
結婚相談所名 | 成婚退会者数 | 会員数 | 成婚率 |
---|---|---|---|
パートナーエージェント | 3,476 | 11,665 | 29.7% |
楽天オーネット | 5,990 | 48,001 | 12.4% |
ツヴァイ | 5,613 | 30,293 | 18.5% |
※2018年4月現在公開されている会員数と1年間の成婚退会者数から計算
パートナーエージェントで去年成婚退会された会員3,476人は全体の29.7%。
その数はあまり大きくありませんが、他の結婚相談所と比較をすると、成婚率が高いことがわかります。
他にも多くの結婚相談所はありますが、会員数も成婚者数も公表されていないところばかりなので、もっと数は少ないと思われます。
それだけ成婚は簡単なことではありませんし、29.7%の成婚率がいかに大きな数字なのかということがわかります。
■ パートナーエージェントは悪い口コミ評判が多い?
引用:Yahoo!知恵袋
引用:Yahoo!知恵袋
顧客満足度が高いと評価されている結婚相談所ですが、実際にはパートナーエージェントに不満を持っている方も少なくはないようです。
パートナーエージェントの売りでもあるコンシェルジュの評判があまりよくないと、これから利用しようという場合には不安になってしまいます。
・悪い口コミが多いのはほとんどの人が成婚できていないから
会員の1年以内の成婚率が33.9%という数字は決して少なくはありませんが、入会しても約7割の方は退会できずに苦戦しているということになります。
ネットに悪い口コミが多くみられるのは成婚退会できていない会員が多いことも原因になっているのではないでしょうか。
■ パートナーエージェントの特徴コンシェルジュとは?
パートナーエージェントでは200時間以上の研修経験を持つ専任コンシェルジュからのお相手紹介、そして成婚に至るまでのサポートがあります。
コーチングスキルを使ったインタビューで状況を把握した専任コンシェルジュが、条件だけではなく、人柄や相性を考慮した上で「会ってほしい」と思える相手を紹介してくれます。
パートナーエージェントの高い成婚率はデータだけではなく、人間性や相性も加味しコンシェルジュが判断した丁寧なマッチングが成果につながっていると思われます。
・コンシェルジュがいるメリットもあればデメリットもある
引用:Yahoo!知恵袋
引用:Yahoo!知恵袋
コンシェルジュが判断をした丁寧なマッチングであっても、交際の申し込を相手に断られてしまう場合があります。
とてもつらい自分を否定され続けてしまう時期が続いてしまうことがあるかもしれません。
婚活がうまく行かない時期が続いてしまうと、婚活疲れや婚活をあきらめてしまう原因にもなってしまいます。
専任だけに影響は大きく、コンシェルジュ次第ではパートナーエージェントのメリットもデメリットに感じてしまう場合があるようです。
コンシェルジュがいるメリット
引用:Yahoo!知恵袋
仲介型の結婚相談所であるパートナーエージェントを選び利用するのなら、お相手との間に入ってくれるコンシェルジュを信頼することが大切です。
コンシェルジュについては悪い口コミがありましたが、それだけではなくいい口コミもあります。
ひとりで抱えがちな悩みや不安を、親身になって相談に乗ってくれる相手がいるだけでも心強いもの。
相手のこと、自身の不安に思うことなどを細かくコンシェルジュに相談しながら進めていけるところは、データマッチング型にはない仲介型の結婚相談所パートナーエージェントの利点でもあります。
ですがコンシェルジュがいい人だった、よくなかったと口コミは賛否両論です。
コンシェルジュを有効利用するには積極的になること
引用:Yahoo!知恵袋
メリットになるべきコンシェルジュを効果的に利用するには、コンシェルジュからのコンタクトを待つだけではなく、積極的に質問や不安を打ち明けるなど話をして自分を知ってもらうこと。
- 申し込んだお見合いが成立しないため改善点を知りたい
- お見合いの時に来ていく洋服がわからない
- 交際を申し込みたいがタイミングがわからない
- 交際中にどんなところに出かければいいのかわからない
- 相手に伝えたいことをどう伝えたらいいのかわからない
- 相手の気持ちを知りたい
どんなことでもコンシェルジュに聞くことで不安の解決方法が見えてきます。
ネガティブであれば成婚は遠ざかってしまいますが、気持ちにポジティブが生まれ、婚活に前向きになることが出来れば成婚にもつながりやすくなります。
コンシェルジュがついてくれているからといっても受け身でいるばかりではなく、自分から行動することでコンシェルジュのせいでいい出会いが出来なかったという結果は回避できるのではないでしょうか。
■ パートナーエージェントの料金は?
パートナーエージェントの料金価格は【チームサポートコース】と【ソロサポートコース※東名阪限定】の二種類があります。
今回はパートナーエージェントのメインである【チームサポートコース】にいてご紹介します。
・チームサポートコースの利用料金
- 登録料 入会手続きに要する費用
- 初期費用 担当コンシェルジュの割り当て、婚活設計インタビューの実施による活動設計やコメント(プロフィールンお補足情報)の作成、会員専用ページの開設によるイベント情報閲覧・申込み、会員情報登録・変更等のサービス利用など、各コースの活動準備のために要する費用
- 月会費 サービスのご提供をはじめ、会員権利の担保に要する費用
- 成婚料 成婚退会時における成功報酬費用
専任のコンシェルジュを中心としたチーム体制で婚活をサポートしてもらい、成婚を目指すといった内容のプランになっています。
毎月2名以上の紹介をコンシェルジュから受け、初めてのコンタクトから交際が始まってからも成婚までコンシェルジュのサポートがあるというものです。
恋愛には奥手、ほかの結婚相談所では上手く行かなかった、初めての結婚相談所の利用など、婚活について不安がある方にオススメなスタンダードなプランです。
他の結婚相談所との料金比較
結婚相談所名 | 登録料・入会金 | 初期費用 | 月会費 | 成婚料 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
パートナーエージェント | 32,400円 | 102,600円 | 17,280円 | 54,000円 | 206,280円 |
楽天オーネット | 32,400円 | 82,080円 | 15,012円 | 0円 | 129,492円 |
ツヴァイ | 32,400円 | 81,000円 | 10,260円 | 0円 | 123,660円 |
※ 全て税込表示価格
専任のコンシェルジュがついてくれるということもあり、他の結婚相談所に比べると高額。
ですが、紹介だけではなく交際が始まってからも、直接相手に聞けないような質問をコンシェルジュ経由で相手に聞いてもらえるなど、そのサポートは魅力的です。
パートナーエージェントではお見合い料金が発生しない
結婚相談所では紹介してもらった相手に会う場合には、お相手の紹介費用、場所のセッティング費用など、お見合い料金が月額料金の他にかかることがほとんど。
ですが、パートナーエージェントはお見合い料金がかからないので気軽に、相手からのオファーにOKすることが出来ます。
料金がかさんでしまうことを気にして相手に会うことが出来なければ成婚は遠のいてしまいます。
大勢の相手に会うことは成婚にもつながるので気軽に会うことが出来るのは大きなポイントです。
■ パートナーエージェントのお相手紹介とは?
パートナーエージェントのメインであるチームサポートコースでは、コンシェルジュを通して相手を紹介してもらい、会ってみたいと思ったら喫茶店などで実際に会うコンタクト(お見合い)に進みます。
コンタクトを経てお互いの気持ちが一致すれば、交際、真剣交際、そして成婚となります。
パートナーエージェントは仲介型結婚相談所のため、データマッチングにはないコンシェルジュが判断した丁寧なマッチングであるのは確かですが、その分紹介してもらえる数は少なくなってしまいます。
とにかく大勢の相手と会いたい、スペック重視で相手を選びたいなら仲介型よりデータマッチング型の結婚相談所がオススメです。
・好みの相手を自分で検索できない
引用:Yahoo!知恵袋
コンシェルジュからの毎月2名以上、平均7.5通(2018年4月現在公式より)の紹介を待つだけで、基本的に自分から相手を検索し探すことが出来ません。
紹介が少なければ最低ひと月に2人、相手が少なければコンタクト(お見合い)の申込みが出来ないこともあります。
パートナーエージェントで相手と会うには、【紹介された相手にお見合いを申し込みOKをもらう】または【お見合いオファー紹介にOKする】しかありません。
そのため、そもそも紹介がなければ何も行動することが出来なくなってしまいます。
紹介とオファー紹介の違い
- 【紹介】とは、希望した条件からコンシェルジュが相手を紹介してくれること。
自分にとっては条件に合っている人が紹介されるが、コンタクトの申込みをしても断られてしまう場合があります。
- 【オファー紹介】とは、自分のプロフィールを見て気に入ってくれた相手からのコンタクトの申込み。
そのため、自分がOKであるならファーストコンタクトが成立しますが、こちらからの条件通りの相手ではない場合があります。
好みの相手を自分で検索し申込みが出来るなら、誰でも一番好きな相手から順番に申込みをすると思います。
ですが、毎月紹介されるシステムでは、いつ一番好きなタイプの相手を紹介されるのかがわからないため、もっといい人がいるかもしれないと考え長期間の活動になってしまいがちなので注意するべきポイントです。
■ パートナーエージェントは会員数が少ないけど大丈夫?
引用:Yahoo!知恵袋
どこの結婚相談所であっても、厳しすぎる条件ではピッタリの相手を探すことは困難ですが、パートナーエージェントでは会員数が少ないこともあり希望している条件の相手を紹介してもらえない場合もあります。
2015年までは日本結婚相談所連盟(IBJ)に属していたため、オプション料を払えばIBJグループの約50,000名以上の会員データベースにアクセスし、お見合いを組むことが出来ましたが2016年の6月に脱退をしたため、それも不可能になってしまいました。
・コネクトシップで他の結婚相談所の会員とのお見合いが可能に
コネクトシップとは、結婚相談所間での会員相互紹介プラットフォームのことです。
パートナーエージェントは日本結婚相談所連盟の脱退により、お見合いを組むことが出来る会員の数が激減してしまいましたが、「コネクトシップ」という新しい結婚相談所の連盟をスタートしました。
そのため、以下のパートナーエージェントの他10社と会員のシェアが可能に。
- マリックス
- ゼクシィ縁結びカウンター
- OTOCON MEMBERS 婚活カウンター
- OTOCON婚活コンシェル
- エキサイト結婚相談所 powered by PARTNER AGENT
- ichie(いちえ)※ベネフィットステーション会員専用オンライン結婚相談所
- エン婚活
- NOZZE
- NNR(日本仲人連盟)
- JBA(日本結婚相談協会)
※ コネクトシップ公式サイトより(2018年4月現在)
連携している結婚相談所1社に登録するだけで、複数の結婚相談所の会員にアプローチが出来るというもの。
ですが、コネクトシップを利用するには申込みが必要なため、パートナーエージェントに登録をしたら同時に他の会員と繋がれるわけではありません。
連携している結婚相談所に登録をしている、そしてコネクトシップに申込みをしている会員にのみ紹介があります。
コネクトシップは無料で利用することが出来ますが、他社の全ての会員と相互紹介があるわけではないので注意。
コネクトシップは利用するべき?
公式サイトに問い合わせをしたところ、2018年4月1日時点で、コネクトシップを利用している会員は男女合計で19,632名ということでした。
コネクトシップの利用は、パートナーエージェントの会員数をはるかに超える会員からの紹介を受けることもコンタクトも無料なので、利用して損はないでしょう。
またお相手検索(MYPR)に掲載されている相手にコンタクトのリクエスト申込みをする場合は、1件毎に2,160円(税込)がかかりますが、自分から相手を検索して選ぶことが出来ます。
■ パートナーエージェントにサクラはいる?
引用:Yahoo!知恵袋
婚活とは、成婚できるまでは自分を否定されてしまうことが続いてしまいます。
断られ続けてしまうと、負の感情が出てきやすくなってしまうもの。
相手がサクラなのではないかという疑心暗鬼になってしまう場合もあるかもしれません。
・パートナーエージェントにサクラはいない
相手から断られ続けてしまったからといっても、相手がサクラだという可能性は考えにくいです。
登録時に独身証明書の提出など審査があるため、不正登録はかなり困難。
コンタクトが成立しない、コンタクトが成立してもなかなか会うことが出来ない場合もあるかもしれません。
ですが、相手に求める条件と、相手から求められている条件が不一致であればコンタクトも交際も成立しません。
うまく行かないことを相手がサクラだからと決めつけてしまうのではなく、条件の見直しをすることが大切です。
■ 実際にパートナーエージェントで成婚できるのか?
結婚したい男女が集まっているはずなのに、一年で成婚退会出来るのは約3割、約7割の人は結婚できていません。
成婚退会できない理由として考えられるのは…
- 結婚相談所に入会すれば理想の結婚相手に出会えると思っている
- 自分を結婚相手の対象として見てくれる相手が理想からかけ離れてしまっている
などを理由に、条件を見直せない、条件が多すぎて現実に存在しないような相手を求めてしまっていることが考えられます。
高い利用料金を払っているため、相手に妥協したくないと考えてしまうものかもしれませんが、理想と現実のギャップを受け入れられないままでいると、いつまでも成婚にたどり着けなくなってしまう原因に。
少しでも希望通りの相手に会いたいところですが、相手への条件が多いと希望条件の段階でお互いに条件が合致している相手に出会うことが難しくなってしまいます。
・成婚退会者は年々増えている
引用:会員紹介|結婚相談所パートナーエージェント【成婚率No.1】
成婚退会者数の推移はありませんでしたが、成婚退会者数は増えていると公表されています。
パートナーエージェントではIBJ加盟の結婚相談所やオーネットなど他の結婚相談所とは違い、どのような会員がいるのかを見ることが出来ません。
自分から相手を探せない、紹介してもらえる人数が少ないことがデメリットだと思う方もいるかもしれません。
ですが、会員にどのような人が登録しているのかを見せない、あえて選択肢を狭めていることが高い成婚率につながっているとも考えられます。
全ての会員情報が見れてしまうと・・・
- 人気のある会員に申し込みが殺到してしまいお見合いの出来ない会員が増えてしまう。
- よりスペックの高い人、ルックスのいい人を見つけてしまうたびに相手に希望する条件が妥協できなくなり理想が高くなってしまうキッカケになる。
- 相手をひとりに決めることが出来ずに選べなくなる原因になる。
コンシェルジュが紹介をコントロールすることで
- 会員への申込みを分散し、特定の人にだけ申込みが集中してしまう状況を回避。
- 最初から手の届かないようなハイスペックの相手を見せないことで、頑なに「理想の相手だけ」を追いかけてしまう状況を作らない。
- 高い利用料金を支払っているのに、相手を選ばなければ今月の紹介は終わり「何もすることがない」という状況になってしまうので、自然と「この紹介してもらった人の中から選ぶなら」という姿勢になる。
誰でもレストランに入り、メニューを選ぶときに選択肢が3つしかなければひとつを簡単に選べるものではないでしょうか。
ですが、選択肢が30あったら、ひとつではなく選びたいものが増えてしまいがち、迷いが生じてしまう経験をしたことがあると思います。
希望通りの相手をコンシェルジュから紹介してもらえなかったという口コミも多く見かけましたが、『理想の相手だけを探す』から『相手を決めなければならない』という意識が大切です。
■ パートナーエージェントは途中退会も出来る?
会員期間は18ヵ月、その期間中の途中退会をすることは可能です。
クーリングオフ期間中である入会契約から8日以内であれば、無条件に入会契約を解除することが出来、既に支払済の料金も全額返金されます。
・途中退会も出来るが手数料がかかる
成婚退会ではなく、自己都合での中途退会をはどんな理由であれ手数料がかかります。
クーリングオフ期間後、サービス提供開始後に中途退会する場合には、発生したサービスに対する費用の他に、残契約期間に応じた中途退会手数料が最大で2万円。
18ヵ月の契約期間が終了後に契約を更新・継続した場合、継続契約については中途退会手数料は発生しないようです。
■ まとめ
パートナーエージェントはコンシェルジュとの相性次第な部分が大きいので、口コミや評判だけを頼りに判断するのは難しいと思いました。
そしてどんなコンシェルジュが担当になっても、自分次第だということ。
積極的にコンシェルジュを利用することが成婚への秘訣ではないでしょうか。
出会いの場を提供してもらえれば、自分だけでなんとか出来るならパートナーエージェントではなく婚活パーティーや婚活サイトへ。
出会いの場も相手も選んでもらわないとひとりでは行動できないのなら、パートナーエージェントがオススメ。
実際に成婚率も高いため、必ずここで一年以内に結婚するなどと決意をして利用する方には成果が出る結婚相談所ではないでしょうか。