LGBTの象徴となるレインボーカラーをモチーフにした画像

ここ4、5年ほどでLGBTというワードの認知度が、急激に高まりを見せています。

そうしたLGBTの”B”に該当する「バイセクシャル」

性の多様性が広がり、偏見を持たない人が増えたというのも関係してか、カミングアウトする芸能人が続出。

お笑い芸人のカズレーザーさんや壇蜜さん。

さらに元でんぱ組.incの最上もがさんも、男女どちらともと付き合った経験があるようです。

そこでこの記事ではバイだと自覚ある人や、もしかしたら自分はバイかもしれないと言う人に向け「バイセクシャルの人たちがパートナーを見つけやすい出会いの場はどこなのか」というポイントに焦点をあてて調査をおこないました。

■ バイセクシャルって何?

性的指向が異性・同性どちらも該当する”両性愛者”

男女、またはさまざまなジェンダーを持つ人たちが集まれば、それだけ多種多様な恋愛模様がうまれます。

バイセクシャルとは、性的指向が異性・同性どちらも該当する “両性愛者” の呼称です。

バイセクシャルは性自認は関係せず性的指向を指すセクシャリティなので 「自身がもつ性別に違和感がなく、なおかつ男女ともに恋愛&性対象」 になるならバイセクシャルだといえるでしょう。

全性愛のパンセクシャルとは違う

そして、両性愛者のバイセクシャルと誤解されやすい 「全性愛のパンセクシャル」 というセクシャリティがあります。

バイセクシャルとパンセクシャルの違いを簡潔にいうと「求める相手の性別が関係するかしないか」

【 両性愛者(バイセクシャル)】

男として(女として)魅力を感じるから好意を抱くという概念の持ち主。

【 全性愛者(パンセクシャル)】

男女、またはさまざまなジェンダー(性区別)に捉われず、相手の個に魅力を感じて好意を抱くという概念の持ち主。

このように似てるようで違うバイとパンセクですが、どちらにしてもセクシャルマイノリティなのは同じです。

しかし、セクシャルマイノリティに対しての差別や偏見は過去とくらべてあきらかに減少していますし、性的少数者の出会いの場は確実に増えています。

■ バイセクシャルはどこで出会いを見つけてる?

異性を愛す場合もあるバイセクシャルは、母数の多いヘテロセクシャル(異性愛者)のフィールドでも勝負ができるので、出会いの場が少ないセクシャルマイノリティのなかでは有利といえば有利。

とはいえ、深い関係になるには”対象となる相手にはカミングアウトをしてから向き合う”のが互いのためです。

そこで「バイセクシャルに理解ある人や、同じ性的指向をもち共感できる相手」と巡り合えるのが以下3つの出会いの場。

  • レインボーパレードやイベント
  • 意外と多い日常生活での出会い
  • 出会い系サイトやマッチングアプリ

レインボーパレードやイベント

LGBTパレードのため街がレインボカラーに埋め尽くされるのは、自然とセクシャルマイノリティたちのテンションも上がります。

海外では定期的におこなわれているLGBTたちのパレードは、数年前から日本でも頻繁に開催されています。

現在、日本国内でもっとも規模の大きいLGBTイベントは、東京でおこなわれる 「東京レインボープライド」 でしょう。

Twitterの書き込みで「東京レインボープライドで、人とので出会いやつながりが出来た」というツイートをいくつか見掛けましたし、こうしたイベントはセクシャルマイノリティにとって貴重な出会いの場であるのは間違いありません。

出典:Twitter

出典:Twitter

都心部の歓楽街にあるミックスバー

いつの時代もバーは人と人とのつながりが生まれる交流の場です。

東京だと新宿二丁目や歌舞伎町。大阪は堂山町に難波。名古屋は栄。博多だったら中州周辺といった歓楽街に、セクシャルマイノリティが集まる 「ミックスバー」 があります。

ミックスバーとは、性別や性的指向に捉われずにすべてのジェンダーを受け入れているバーです。

店員もLGBTの場合がほとんどでセクシャルマイノリティにとっては居心地が良く、LGBTに理解がるストレート女性も多く来店するので、そこから横のつながりも作れるのではないでしょうか。

おすすめではないけど”ハプニングバー”も出会いの可能性がある

そして、純粋な出会いとは若干趣旨がズレてしまうので、おすすめというワケではないですが 「ハプニングバー」 もバイセクシャルに理解ある人やLGBT当事者と出会える確率が高いです。

ハプニングバーとは、さまざまな性癖をもった男女が集まり、同意した者同士であれば突発的に性行為をおこなえる会員制の異色なバー。

バイセクシャルの利用者もいるとのツイートも見掛けられました。

出典:Twitter

出典:Twitter

しかし、東京オリンピックの開催も関係して、風営法の規制が非常に厳しくなっています。

店内にてわいせつ行為をおこなっている際に摘発があった場合、自身も逮捕される可能性があるので、利用するもしないもあくまで自己責任で。

出会い系サイトやマッチングアプリ

出会い系サイトやマッチングアプリは性別や場所に関係なく気軽に出会い探しができます。

LGBTの出会い探しで、もっとも王道パターンとなるのが 「出会い系サイトやマッチングアプリ」 など、ネットを利用する方法です。

最近ではセクシャルマイノリティに理解ある出会い系サイトやマッチングアプリも増えてきているので、バイセクシャルにとっても相手を探しやすい環境であるのは間違いありません。

■ バイセクシャルにおすすめ出会い系サイト&アプリ

数ある出会い系サイト・マッチングアプリで、バイセクシャルにおすすめするのはこちら。

  • Tinder(ティンダー)
  • ハッピーメール
  • PCMAX

Tinder(ティンダー)

Tinderのロゴ画像

まず、バイセクシャルの男女ともにおすすめなのが、位置情報サービスを利用した、アメリカ発祥のスワイプ型マッチングアプリ 「Tinder(ティンダー)」

毎日2600万以上マッチングしていると公表しているように、多くの人たちに利用されているマッチングアプリです。

おすすめする理由は「LGBTの利用を推奨」しているから

バイセクシャルにTinderをおすすめする一番の理由は「LGBTの利用を推奨」しているからです。

日本版のTinderでは性別選択項目が男女の二択のみですが、アメリカやカナダ、ヨーロッパでは男女二項目に加えて、35種類のジェンダーアイデンティティを選択できるなど、性の多様性の広がりに対応しています。

日本でもLGBTに関する認知度が急激に高まっていますし、そう遠くない未来にセクシャルマイノリティが、より利用しやすい状態へとアップデートするのではないでしょうか。

そして国内のマッチングアプリのほとんどが、同性を表示対象として選択できない場合がほとんど。

しかし、Tinderでは同性ともマッチングできます。

Tinderのマッチ検索設定ページの画像

Tinderに関するツイートを見る限りでも、実際にバイセクシャルと接触している人は多そうです。

出典:Twitter

出典:Twitter

ハッピーメール

ハッピーメールのモバイル版公式サイトのトップページ画像

セクシャルマイノリティだからといって、マイナーな出会い系サイトorマッチングアプリを選んでしまうとサクラサイトだったというパターンは少なくありません。

そこで正解となるのは、知名度のある大手サイトの選択。

大手サイトではサクラ被害に遭う心配もありませんし、なによりもさまざまなジャンルの人が集まる会員数の多さが魅力です。

ではどのサイトを選択すればいいかというと、新潟県元知事の女子大生買春騒動で一時期話題になった 「ハッピーメール」 がおすすめ。

おすすめする理由は「同性愛掲示板があり探しやすい」から

ハッピーメールは直球すぎるほど直球に、掲示板で 「同性愛」 というカテゴリーを設けています。

ハッピーメールの同性愛カテゴリーで表示された掲示板画像

これだけわかりやすく掲示板を設置していれば、相手も見つけやすいです。

また「同性愛」というのも大きな括りで、掲示板内にはバイセクシャルのユーザーも見掛けました。

PCMAX

PCMAXのモバイル版公式サイトのトップページ画像

累計会員数は1000万人以上を超える、どちらかといえばアダルト目的のユーザーに根強い人気がある老舗出会い系サイトの 「PCMAX」

PCMAXは数ある出会い系サイトのなかでも、突出して”セクシャルマイノリティの理解度が高い”出会い系サイトです。

おすすめする理由は「LGBTユーザーが多い」から

セクシャルマイノリティに理解度が高いと実感したのは、PCMAXの三つの検索機能が関係します。

  1. 男女どちらのユーザーも検索できる
  2. LGBTに関するキーワード検索が出来る
  3. “同性愛など”というセクマイ掲示板がある

まず、掲示板検索の項目設定ページから男女どちらとも検索が可能。

同性愛者であり異性愛者でもあるバイセクシャルには、必須となるポイントです。

次に、ほかのサイトでは見掛けない機能の”キーワード検索”は、ニッチな出会いを求めている人にとってはとても便利ではないでしょうか。

たとえば「LGBT」と入力してPCMAX掲示板にヒットするか検索してみると、

キーワード検索機能でLGBTというワードを掲示板に書き込んでいる人にヒットするか検索する際の画像

バイセクシャルの女子を発見!

LGBTでキーワード検索をしてヒットした際の掲示板画像

続いてプロフィールに「バイセクシャル」と記載している人にヒットするか検索してみると……。

キーワード検索機能でLGBTというワードをプロフィールに書き込んでいる人にヒットするか検索する際の画像

このパターンでもバイセクシャルを発見!!

LGBTでキーワード検索をしてヒット際のプロフィール一覧画像

そして掲示板カテゴリーに「同性愛など」といったセクシャルマイノリティの出会いに特化したカテゴリーがあります。

掲示板検索ページ内の"同性愛など"を含む16のカテゴリーが表示されている画像

こちらで検索した場合に表示されるお相手は、男性に限ってマイノリティのカテゴリーを性的指向(恋愛や性愛の対象)よりも性的嗜好(プレイ内容)と受け取っている人が多いようです。

こうした検索機能を使ってみて、PCMAXにはLGBTユーザーが多く存在するというのがわかりました。

ちなみにゲイやレズビアン専用のアプリというのもあり、当然バイセクシャルも利用可能ですが、残念ながら”ゲイやレズビアン専用アプリはバイセクシャルには若干不向き”です。

ゲイ・レズビアン専用アプリはバイには若干不向き

異性も同性も好きになれるバイセクシャルは、同性愛オンリーのゲイやレズビアンからの風当たりが強かったりもします。

出典:Twitter

さらに、ゲイやレズビアンは”バイと付き合っても結局は異性をえらぶ”といった経験や、もしかしたら誤解も含まれてバイセクシャルはスルーされやすいのも同性愛専用アプリは不向きだという根拠だといえるでしょう。

■ まとめ

母数の多いヘテロ(いわゆるノンケ)でも、行動をおこさなければ出会いに恵まれません。

そこで、アクティブに行動をおこせるように、バイセクシャルがパートナーを見つけやすい出会いの場をお伝えしてきました。

セクシャルマイノリティの世間での認知度は今後さらに高まり、バイセクシャルを含む性的少数者が、より自分らしく生きられる時代になっているのは間違いないです。

そんな時代にバイセクシャルだと自認している人たちが、自由に恋愛を楽しめるよう心から願っています。

この記事で取り上げたマッチングアプリ・サイト