ここ数年で認知度がかなり高まっているLGBT。
LGBTとはL(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)の頭文字をとった呼称です。
そこでこの記事では「レズビアン」をピックアップし、レズビアンの特徴や恋活&出会いの場について深掘り調査しました。
レズビアンであると自認はしつつも、まだ同性愛は未経験だったり経験が少ない女性は是非ご一読ください!
目次
■ レズビアンとは?
女性同性愛者の名称
レズビアンとは 「女性同性愛者」 を意味します。
具体的に説明をするとジェンダーアイデンティティ(性自認)は女性で、恋愛対象や性的指向は女性のみの女性です。
また、レズビアンのなかで自身の嗜好や容姿をあらわす用語があります。
- タチ
- ネコ
- リバ
- フェム
- ボイ
- 中性
タチ
女性同士の性行為において”能動的”な立場を好む女性。
こうした嗜好から男性的な外見や振る舞いをする女性をイメージしがちですが、女性らしい仕草や服装を好む場合が多いです。
ネコ
女性同士の性行為において”受動的”な立場を好む女性。
リバ
リバティー(自由)やリバース(逆、反対)の意味を含み、相手によって”タチ”と”ネコ”を切り替えられる女性。
ちなみに、どちらかに偏って性的嗜好が変わらない場合は頭にバリが付いて「バリタチ」や「バリネコ」と呼ばれます。
フェム
フェミニンの略で、女性らしく可愛らしい服装を好むレズビアン。
フェミニンな服装を好むタチは「フェムタチ」で、一方ネコの場合は「フェムネコ」リバのビアンは「フェムリバ」と活用されます。
ボイ
ボーイッシュの略で、ボーイッシュなファッションを好むレズビアン。
こちらも同様に「ボイタチ」「ボイネコ」「ボイリバ」と活用されます。
中性
レズビアン用語で使われる”中性”は性自認によるものとは別で、中性的な外見に対しての呼称。
また男と女どちらにも見えないしどちらともいえない容姿を示すので、男性らしいファッションを好むボーイッシュとは異なります。
中性と言われるビアンは”総じて美意識が高い”と言うのもひとつの特徴。
■ モテるレズビアンってどんなタイプ?
女らしさを身に付けている女性
そもそもレズビアンとは女性が好きな女性。
より女らしい女がモテるのは当然です。
ボイであっても中性であってもそれは同じ。
では具体的に人を魅了する女らしさとはなにか。
- 健気さ
- 美意識が高い
- 包容力がある(母性)
- 所作や仕草に色気がある
こうした特徴を持ち合わせていればノンケの男性にもモテるでしょうし、言うなれば”男にモテそうな女がレズビアンにモテる”とも言えるのではないでしょうか。
■ 国内でレズビアンカップルの結婚は認められている?
日本国内ではまだ認められていない
2018年現在、同性結婚を法的に認めている国は世界で「24ヶ国」
そのなかに日本は含まれていません。
ただし、法律上の婚姻関係としては認められないが、夫婦同等の関係性であると証明する書類を発行できる「同性パートナーシップ条例」と言った制度があります。
同性パートナーシップ制度とは
パートナーシップ証明は、法律上の婚姻とは異なるものとして、男女の婚姻関係と異ならない程度の実質を備えた、戸籍上の性別が同じ二者間の社会生活における関係を「パートナーシップ」と定義し、一定の条件を満たした場合にパートナーの関係であることを証明するものです。
2015年に東京都渋谷区で同性パートナーシップ制度がはじまり、2018年現在で導入している自治体は合計で6ヶ所。
【 同性パートナーシップ制度を導入している自治体 】
※ 2018年現在
- 東京都 渋谷区
- 東京都 世田谷区
- 三重県 伊賀市
- 兵庫県 宝塚市
- 沖縄県 那覇市
- 北海道 札幌市
以上6ヶ所以外に、東京都中野区や大阪市、福岡市、千葉市など続々と導入を検討している自治体が増えている現状です。
■ レズビアンはどこで出会いを見つけている?
セクシャルマイノリティのなかでも数的に比率が高いレズビアンであっても、普通に日常生活を過ごしているだけでは出会いに巡り合えません。
ゲイやバイ、トランスにヘテロであっても、出会いを見つけたいなら行動あるのみ。
そこで、レズビアンが出会いのきっかけを多く作れているのが以下3つの場所。
- レインボーパレードやイベント
- 都心部の歓楽街にあるレズバー
- SNSや出会い系サイト・アプリ
レインボーパレードやイベント
特にここ数年で目立つようになった、各地でおこなわれているLGBTたちが集結しておこなうパレード。
セクシャルマイノリティの存在をアピールし、性の多様性を主張するデモ活動です。
そうしたパレードのなかで、国内でもっとも規模が大きく参加人数が多いのが東京代々木でのレインボーパレードでしょう。
ビアンの友人とレインボープライド行ってきました pic.twitter.com/2JL6sRi81G
— ジュラシック・ニコラス (@iinicknohi1) 2018年5月6日
出典:Twitter
セクシャルマイノリティが世間に広く認知され市民権を得るためのイベントですが、同じ性的指向者やジェンダーアイデンティティを共感できる人たちが多く集まったとなれば、新たな出会いがあってもおかしくありません。
初めてのTRP?
東京レインボープライド参加?
偶然の出会いもあり
会いたい人に会え
沿道の人達とのハイタッチができ
楽しかったーーー!!!
良い1日だったヾ(´?`*)ノ?— 晴希-haruki- (@Ors0gak) 2018年5月6日
出典:Twitter
さらに、以下のツイートのように出会いを目的としてパレードに参加する人もいるようです。
今からレインボープライド行くよん?
いい出会いがあって、彼氏できますように?わろ
— HIRO (@1219hirotter) 2018年5月6日
出典:Twitter
都心部の歓楽街にあるレズバー
LGBTのメッカと呼ばれる東は新宿二丁目、西は大阪の堂山と言った都心部の歓楽街に”レズビアンバー”と言ったバーがあります。
レズビアンバーとはその名の通り、レズビアンが集う大人の社交場。
以下のツイートでもわかるように、レズビアンたちの貴重な交流の場や出会いの場となっているようです。
自分がレズなのか、バイなのか、はたまた彼女限定のストレートなのか知りたいのでビアンバーに行って相談したい
— カプカプ (@kapu2_kanisan) 2018年6月23日
出典:Twitter
都内のビアンバーめちゃくちゃフォローさせてもらってます。。、
ちょっと(ほどほどに)話聞いてもらいたいのと、??
新しい出会いが欲しくて??— 諦めの悪い彼女 (@sheneverknow) 2018年7月20日
出典:Twitter
SNSや出会い系サイト・アプリ
LGBTが新たな出会いを見つける手段として王道だと言って過言ではないのが、SNSや出会い系サイト・マッチングアプリの利用。
レズビアンたちが交流のために利用しているおもなSNSはTwitter(ツイッター)Facebook(フェイスブック)Instagram(インスタグラム)が挙げられます。
Twitter & Instagram
サブアカウントも作成しやすく、本アカウントでカミングアウトしたくない人でも気軽に相手探しができる。
LGBTのユーザーも多いので「レズビアン」などのワード検索もヒットし、フォロワーも増やしやすく横のつながりを広げやすい。
Facebook(フェイスブック)
Facebookグループで”LGBT”に関するコミュニティに参加して、セクシャルマイノリティたちと交流を作れる。
SNSを利用した場合に、不特定多数の人たちが容易に閲覧できるというのは注意しておかなければいけないポイントです。
出会い系サイト・マッチングアプリにおいては”出会い”と言った目的が明確なので、早い段階に出会いを実現させたい場合は出会い系サイト・マッチングアプリの利用を推奨します。
■ ビアンの利用頻度が高い出会い系サイト&アプリ
LBT、セクシャルマイノリティーに特化した専門アプリに「Find f(ファインドエフ)」「AVANCE(アバンセ)」「Neutro(ニュートロ)」などがありますが、正直なところ会員数は多くないのが現状です。
そこで、知名度も高い出会い系サイト・マッチングアプリは会員数も多く、最近ではセクシャルマイノリティに対しての理解度の高さを見せている傾向もあり、セキュリティ面もしっかりしているのでおすすめ。
数ある出会い系サイト・マッチングアプリのなかで、レズビアンが出会い探しに使えるのがこちら。
- Tinder(ティンダー)
- PCMAX
Tinder(ティンダー)
位置情報サービスを利用した、アメリカ発祥のスワイプ型マッチングアプリ 「Tinder(ティンダー)」
毎日2600万以上マッチングしていると公表しているように、多くの人たちに利用されているマッチングアプリです。
おすすめする理由は「LGBTの利用を推奨」しているから
Tinderをおすすめする一番の理由は「LGBTの利用を推奨」しているからです。
日本版のTinderでは性別選択項目が男女の二択のみですが、アメリカやカナダ、ヨーロッパでは男女二項目に加えて、35種類のジェンダーアイデンティティを選択できるなど、性の多様性の広がりに対応しています。
日本でもLGBTに関する認知度が急激に高まっていますし、そう遠くない未来にセクシャルマイノリティが、より利用しやすい状態へとアップデートするのではないでしょうか。
そして国内のマッチングアプリのほとんどが、同性を表示対象として選択できない場合がほとんど。
しかし、Tinderでは同性ともマッチングできます。
TwitterでTinderに関するツイートを見る限り、レズビアンユーザーの感想は上々のようです。
Tinderはレズにも優しいけどタップルはレズに優しくなかったです
— この世の全てがたのしいちゃん (@_wyooo0) 2018年6月12日
出典:Twitter
ティンダーってレズでもめっちゃ活用できるじゃん最高なんだが?? #ノンケチャレンジ終了
— ??ちゃん (@monzz0722) 2018年7月1日
出典:Twitter
PCMAX
累計会員数は1000万人以上を超える、どちらかといえばアダルト目的のユーザーに根強い人気がある老舗出会い系サイトの 「PCMAX」
さらに、PCMAXは数ある出会い系サイトのなかでも、突出して”セクシャルマイノリティの理解度が高い”出会い系サイトです。
おすすめする理由は「レズビアンユーザーが多く探しやすい」から
同性検索ができるサイトはいくつかあるなかで 「女性限定」 のコンテンツを設置してあるPCMAX。
このようなコンテンツがあるのも関係して、レズビアンユーザーが数多く登録しているのを確認できました。
まずは「Girl’s MAX」と言うコンテンツに移動し、女性会員限定メニュー内の”女性募集”をタップ。
移動した先は、女性を募集する際の掲示板作成や、掲示板やプロフィールから女性を検索するページ。
ピュア掲示板で検索をしても、
アダルト掲示板で検索をしてもレズビアンを発見。
もちろん、自身でプロフィールや掲示板を作成して女性を募集すれば、より出会いの可能性は高まるかと思います。
■ まとめ
セクシャルマイノリティであるレズビアンの出会いの場やチャンスと言うのは、非常に限られていて恋活はむずかしいと思う女性がいるかもしれません。
しかし、限られたなかでも行動をおこせば必ず素敵な相手と巡り合えます。
今後はより性の多様性も広がり、セクシャルマイノリティの認知度も高まっていくのは間違いはなく、今以上にレズビアンが相手を見つけやすくなり充実した恋愛ができる環境が整うでしょう。
レズビアンたちがより自分らしく生き、充実した恋愛をし謳歌できるよう心から願っています。